ＰＬＣの可能性について


既設住宅の強い味方と言えるＰＬＣですが、
ＰＬＣは、簡単な設定で使う事ができ
コンセントのある部屋なら、いろいろなネットワークが構築できます。

今回は、ホームネットワークとしての
ＰＬＣの可能性について、いろいろと考えてみたいと思います。


ＰＬＣの可能性について、セキュリティーの面から考えてみると
無線ｌａｎの場合と比較しますと
目に見えない電波によるので、
大切なデータや個人情報などが、宅外から何者かに
データを読み取られたり、盗み取られるといったセキュリティーの面で不安があります。

かと言って、セキュリティーの面で有効なｌａｎケーブルを使用すれば、
セキュリティー対策にはなるものの
ｌａｎケーブルの配線が見苦しくなってしまいます。


ＰＬＣは、高度な暗号化技術による強固なセキュリティーを持ち、
米国国防総省採用の暗号化技術であるＡＥＳ１２８ｂｉｔの採用することによって
通信セキュリティーの確保しているのです。

ＰＬＣは、専門的なネットワークの知識も必要なく
簡単な設定で、高いセキュリティー対策を実現していますので
宅外から何者かにデータを盗みとられる心配もほとんどありません。

また、ｌａｎケーブルのように
配線で部屋の美観を損ねることもないので
インテリアの面からみても、綺麗なホームネットワークが実現するのです。


ＰＬＣの可能性について、別の側面から考えてみますと
コンセントのある部屋なら、どこでもパソコンや情報家電をつなげられるので、
いろいろな可能性が広がります。

たとえば、ＰＬＣを利用する事によって、
家庭内のエアコン、ドアホン、テレビなどの家電製品を
いろいろと操作したり、調整したり、オンオフしたりできるわけです。

留守中、不審者が宅内へ侵入していないか、携帯電話でドアホンを確認したり
出先から、帰宅するのに合わせてエアコンをオンにしたり
会社のパソコンから切り忘れてきた部屋の電気をオフにしたり・・・


ＰＬＣは、日常の生活を一層便利にする可能性を持っており、
ホームネットワークを身近にしていきます。
ＰＬＣの可能性については、これからも進化していくと思います。